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院長コラム

今年の夏はこれまでの夏と異なり、互いに節電を意識しながら生活をしていきましょう。エアコンの設定温度を上げるなどの節電対策をしながら、水分を適切にとり、熱中症にならないように気をつけたいものです。今回の原発事故は私たちが使用している電気をどうするかを問われています。私たちは県内の電気をどうしたらいいのかを考える必要があります。山梨県は他県と比べて日照時間が長く、自然に恵まれ水が豊富にあります。県内の電気をどうするかを考え提言することは私たちが被災者の方々にできることではないでしょうか?

 わが家の高1の長男が高校の将棋部に入ったことをきっかけに、先月、息子から将棋をしようと初めて誘われ対戦しました。結果は2戦して全勝でした。父親として手を抜かず真剣に勝負をして勝ったこと、また幼い頃とは違った子どもの成長の2つの喜びを感じました。

 今月はPTSDというこころの病気に関する話をします。

 

PTSDとは

 PTSDとはPost Traumatic Stress Disorderの略で、心的外傷後ストレス障害と言います。不慮の事故や災害などにより思いがけない体験が心の傷となり、後にその記憶が様々なストレスとなり、不眠や不安・悪夢や恐怖・無気力感などの症状が現れます。子どもの場合、指しゃぶりをしたり、母親から離れないなどの退行現象が起こったりすることもあります。

PTSDという言葉は阪神・淡路大震災の後、マスコミで大きく取り上げられて多くの人に知られるようになりました。その後、大きな事件や出来事が起こるたびにPTSDが注目されるようになりました。

多くの人はショックな出来事を経験しても時間経過とともに心身の安定を取り戻していきますが、子どもは自我が未発達であることもあり、大きな出来事が起こるとこころが不安定になります。そのため、赤ちゃん返りなどが起こり、安定を求めるようになります。短期間であれば問題ありませんが、1ヶ月以上これらの症状が消えないときは専門的な関わりが必要になってきます。

5月、私の妻が保育士らと一緒に、被災地(岩手県山田町)の子どもたちの保育ボランティアに行ってきました。被災地の子どもが保育士に甘えるようにまとわりついたり、抱っこをせがんできたり、通常の年齢の子より幼い行動がみられ、こころが不安定な状態であったと知らされました。

 

PTSDにならないために

親の適切な対応で子どもたちの心の傷を癒すことができます。今回の震災のような大災害などが起こったときの子どもたちの動揺を大人がどのように対応していけばいいのかについて箇条書きで、分かりやすく書いてある冊子をご紹介します。日本小児科医会から発行されている「もしものときに・・・子どもの心のケアのために」というもので「http://jpa.umin.jp/download/kokoro/PTSD.pdf」から無料でダウンロードできます。その冊子には、親が子どもに対して「大丈夫だよ」と言葉に出して子どもに伝えること・子どもの話に耳を傾けること・赤ちゃん返りをしてもバカにしないこと・十分なスキンシップをとることなど、子どもに安心感を与えるように対応することが大切だと述べられています。さらに、親自身も動揺しているため信頼できる人に話をすること・がんばりすぎないように自分のペースを守ることなどが大事であると付記されています。

 

PTSDは他人事ではない

PTSDは被災者の方々だけではなく、私たちにも関わってくることだと思います。まだまだ収束しない原発問題で今後も私たちは不安を抱きながら生きていくことでしょう。大人が不安になると、子どもも不安になります。例えば、テレビで原発や津波のニュースを見ていてお子さんが不安になるようでしたら、子どもがいない時に見るようにしてください。お子さんが不安そうであれば、たくさん抱きしめてください。また、震災に関連する質問をしてきたらわかりやすく話をしてあげてください。こうした対応でお子さんを安心させることができます。

 

4月から入園したお子さんはやっと生活が慣れてきたところではないでしょうか。

ところで皆さんは「楽しく子育てできていますか?」の質問にどうお答えになりますか?「イエス」なら心配ありません。今までの生活で大丈夫です。「ノー」の方は早めの修正が必要かもしれません。人は誰しも生活に余裕がないとイライラしやすくなり、大事なお子さんに余裕をもった対応ができなくなります。育児が楽しめなくなっている方は周囲の手助けを求めてみてはいかがでしょうか。うちは妻が隣の保育園で働いており共働きをしています。義父の協力を得たり、子どもにも家事を手伝ってもらい家がまわっています。家事をすることは子どもの発達のためにも大事なことだと思っています。

さて、今月は医療ボランティアとして被災地へ赴いた話をします。

 

出発まで

震災後、早3ヶ月が過ぎようとしていますが、原発・被災地のニュースを耳にしない日はありません。どちらもすぐに解決できないほど大きな問題になっています。被災地の映像を目にするたびに、自分自身ショックを受け何かできないかと毎日考えていました。そんな中「特定非営利活動法人 ジャパンハート」の震災ボランティア医師募集を見つけ、家族・クリニックスタッフの理解を得て、4月15日から4日間、クリニックを臨時休診とし参加させていただきました。急遽、臨時休診することになり患者さんには申し訳ない気持ちがありましたが、患者さんの親から「気をつけてがんばってきてくださいね」などの温かい励ましの声をかけられ、またクリニックスタッフから励ましの色紙を手渡されて、気が引き締まる思いで出発しました。

 

被災地で診療を行う

被災地に行く途中の東北自動車道では、自衛隊の車両・被災地援助物資移送中と横断幕の書かれたトラックが多くみられました。福島県に入ると、地震の影響で舗装がしっかりとされておらず、道路の凹凸により車が大きく揺れることもありました。今回、私が赴いた所は宮城県石巻市渡波という場所でした。渡波地区は海岸に近い家々は全壊、少し離れている所で半壊、道の脇はがれきの山、津波で流され壊れた車が多数放置されていて、津波の威力を肌で感じました。実際の光景に出くわすと言葉にならないものでした。ライフラインがまだ整わない中、学校や保育園などを避難所として多くの方々が生活をしていました。

私はプレハブの診療所で診療をしました。被災者の気持ちに寄り添いながら1人1人丁寧に診療をさせてもらいました。感冒や胃腸炎などの感染症が多かったのですが、被災した家の片づけ中のケガや、地震の影響で凹凸した道を自転車に乗って転倒したというような方々、また「これくらいの症状なら・・」と我慢して受診せずにいた方も多く来院しました。

 診療終了後、ある患者さんからぜんざいとサラダの差し入れをいただき、夕食の1品としてスタッフみんなで感謝しながら頂きました。多くのスタッフとそれぞれの職場や参加動機など様々な話をし、貴重な時を過ごしました。外は寒く、強風でプレハブがガタガタ揺れ、余震の不安を抱きながら寝袋で床に就きました。翌朝は寒さで目が覚めました。1ヶ月前の震災は雪が降っていたそうで、その当時のことを思うとゾッとしました。

今回、私自身、初めてのボランティア活動でした。「医療の届かないところに医療を届ける」を基本理念に掲げている「ジャパンハート」の医療ボランティアに参加できたことで被災者の方にほんの少し貢献できたのではと思っています。こういった機会を与えていただいた「ジャパンハート」のスタッフには本当に感謝しております。医療は生活になくてはならない分野であることを再認識させられ、私の人生にとって感慨深い経験になりました。

 

熱がでたら翌日は園を休んで!

熱は朝下がることがありますが昼から夜にかけて上がってきます。夜、熱がある場合、朝、熱が下がり元気になったからと園に行くと、昼過ぎに熱がでて呼び出されることがあります。熱がでたら翌日は熱が出ないことを確認する余裕を持っていただきたいと思います。仕事の関係もあると思いますが、休むことでお子さんの体も休まり、他の方へ病気を広げずに済みます。

5月に入り、ようやくスギ花粉がなくなり、ホッとしている人も多いのではないでしょうか。今年は花粉が多かったので本当につらかったと思います。私も花粉症なので目のかゆみ、鼻水、鼻づまりでたいへんでした。

予期もしなかった大地震・津波・余震による不安・原発による放射能汚染で水や食料の不安・お祝い事・祭りの自粛など日本にとって1945年の敗戦以来の大惨事となっています。一方で敗戦後の日本の復興をみると、驚異的で今では世界第3位の経済力を持っています。世界各国でトヨタ・ホンダ・日産など車が走っていて、日本の強さを感じます。敗戦後日本が経済発展した実績を考えると、震災後の復興も間違いなく早い時期に達成できると確信しています。日本人って、まじめで勤勉な国民だと思います。今、自粛のムードが漂っていますが、そろそろ暗い気持ちなどを吹き飛ばし、前を向き生きていきましょう。

 今回、地震と津波による被害だけでなく、原発事故が大きな問題になっています。放射能汚染が空気中や水に広がり、私たちの生活にとって不安要素となっています。政府は健康上今のところ大きな問題はないと言っておりますが、放射能の問題は長い間かけてじわじわと影響してきます。海水も汚染し魚が汚染され、それを食べる人への影響も考えねばなりません。乳幼児や妊婦さんはより慎重に考える必要があります。これからも情報をしっかりと受け止め対応していきましょう。

夏の電力不足は直近の大問題で、夏はクーラーの使用を減らし節電することで乗り切っていきたいものです。私の診療所でも夏は極力クーラーを使わず診療しなくてはと思っています。今後、私たちは電気を何から作っていけばいいのでしょうか?原発を今後も使用するべきか?水力・火力・風力・太陽光・地熱などをどのようなバランスにするのか?これからのエネルギー政策を注意して見守っていかなければなりません。今回の事故はもう2度と起こらないのでしょうか?原発が存在している限り、事故が起こる可能性はゼロではないでしょう。

 

ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチン接種が再開!

先月号で「ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチン接種中止」について述べました。中止後1ヶ月も経たない3月末に、安全性に問題がないことがわかり、4月から再開になりました。今回、7人のお子さんが接種して1週間以内に亡くなり、詳細な検討が行われました。検討の結果、死亡原因は感染症や乳幼児突然死症候群などの病気の可能性が考えられ、すでに国内で100万人から150万人が接種しているので、死亡頻度は10万接種あたり0.1-0.2と諸外国の報告と大きな違いがないということがわかりました。 

今後の接種のやり方の注意点として1)1回・2回の接種後の間隔が予定より多少開いてしまった場合でも免疫の効果に問題がないこと、2)同時接種は副反応の頻度が増加することはないこと、3)7人のうち3人が心臓の病気を患っていたことから何らかの病気を患っている場合は同時接種ではなく単回接種も考えながら健康状態に注意して接種をすることが確認されました。ワクチンは病気が予防できるメリットと副反応が起こるデメリットを十分に理解してかかりつけ医としっかりと相談をして接種してください。今回のことで接種に不安になってしまっている人もいると思いますが、海外では以前から定期接種化しており、今でも問題なく行われています。

 

参考文献

ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン接種再開に関する厚生労働省からのお知らせhttp://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016yw1.html

 

入園時に血液型を調べる必要がありますか?

答えは「ノー」です。以前はよく生まれたときに調べていたのですが、最近は必要性がないこともあり、調べなくなり、わからない人も多いかと思います。病院の方では事前にお子さんの血液型がわからなくて構いません。血液型が必要な時は輸血を行う時で、そのときはすでに血液型がわかっていたとしても必ず本人から採血をして血液型を確かめます。さらに輸血する血液と本人の血液を試験管に入れて凝固しないかを調べます。どうしても調べたい場合は血液検査をする機会があったら一緒にお願いをすることをお勧めします。ただし、血液型は自費扱いになります。

 

最後に4月中旬に被災地へ医療ボランティアに参加してきます。

 

来月号にてご報告いたします。

 

東日本巨大地震におきまして、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。

今回の地震はこれまでに経験したことのない大きな揺れでした。私は診療中で、揺れている間は診療していた赤ちゃん・お母さんと向き合っていて何もすることができませんでした。診療所内の確認後、すぐ隣接する保育園に行き、園の様子を確認しました。園児たちはすでに園庭に静かに避難していました。

息子たちから当日の話しを聞くと、学校では迅速に避難ができたようで、日頃の避難訓練の成果ではないかと思いました。その後地震・津波・原発の被害が明らかになり、それに伴う計画停電が始まり、これまでの当たり前の生活を振り返る機会となりました。私たちが今、被災者の方々に何ができるかを考えると、まず、「節電」をしっかりすることです。我が家ではなるべく1か所で生活をするようにして、子どもたちにも夜更かしせず、早く寝るように言っています。無駄な電気を使わないのは当然のことですが、家電製品を使用しない時はコンセントを抜くことで待機電力を削減できます。小さなことも積み重ねが大切です。

また、福島における原子力発電所のトラブルにより、放射能が広範囲に広がっています。放射能汚染により人体への被害がでる可能性が示唆されています。原発は福島だけの問題ではなく、国民みんなの問題です。今一度、原発のあり方を見直すことが必要だと感じています。

テレビでは、車や家が流されるなど連日生々しい災害被害を放映しています。観ている大人はもちろん、子どもたちも小さな心の中で不安を抱えていることでしょう。大人の不安は子どもに大きな影響を与えます。こんな時には、普段以上に子どもとの会話やスキンシップを大切にし、安心感を与えていただきたいです。

 

ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチン接種中止について

今年3月に入り、ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン接種後、6名のお子さんが亡くなったという報告がありました。この報告を受けて、厚生労働省からヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンの接種を中止とする発表が出されました。その後、行われた専門家の会議では、両ワクチン接種と亡くなった原因とは明らかな因果関係が認められないという発表がされましたが、両ワクチンともまだ中止したままで様子をみるということになっています。子どもに早く接種させたい気持ちもわかりますが、専門家がさらに情報収集して検証していますので、もうしばらくお待ちください。年内再開を願っています。両ワクチン接種は通常3回続けて行いますが、1~2回接種し中止となってしまった方は、再開した時点で接種スケジュールについてのお知らせがありますので、しばらくお待ちください。

 同時接種に対して不安を持たれている方もいるかと思います。欧米で行われているワクチンは5~6種類を一度に接種しており、安全性に問題がないといわれています。かかりつけ医に相談して、安心して各種の予防接種を進めていただきたいです。

 

参考文献

ヒブワクチン・肺炎球菌に関する厚生労働省からのお知らせhttp://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

 

ノーテレビデーしてみませんか?

 停電になり、テレビを見ることができなかったご家庭もあるかと思います。先月、我が家でテレビを見ない日を数日試みました。テレビっ子の私としてはとても不安でしたが、勇気を出してやってみると、ガチャガチャしていた家が静かになりました。家族が精神的に落ち着き、家族の会話が増えたり、本を読むようになったりと時間をゆったりと過ごすことができました。最初は慣れず、子どもたちが不満をもらすこともありましたが、慣れると最初のような負担はなく、時間を有意義に過ごすことができます。何気なくテレビをつけてしまうことが多くありますか?必要時のみテレビをつけることで時間の有効利用が期待できます。

 

 

 

 

2度の積雪もあっという間に溶けて、もうすぐ春の到来ですね。

最近話題の「大相撲の八百長問題」は本当に残念です。すべての取り組みがもしかして八百長?なんて考えるとつまらないものに感じてしまいます。膿をしっかり出し切って生まれ変わり、将来の宝である子どもたちに夢が持てるような大相撲になることを期待します。  

今年に入ってから保護者から不活化ポリオワクチンについての問い合わせが続いており、意識の高まりを感じています。今月は不活化ポリオワクチンについてお話をしていきます。

 

ポリオって?

 ポリオは、ポリオウイルスが中枢神経への感染により引き起こされ、手足の麻痺が生涯にわたり残る病気です。日本は1960年代にポリオの大流行があり、生ワクチンを導入した結果1981年以降はポリオにかかる人がいなくなりました。生ワクチンは口から飲むタイプで、針が必要なく気軽に接種できることから、大流行を阻止する方法として当時の日本で即効性がありました。現在でもポリオの流行地域にはかかせないものです。

しかし、現在は生ワクチンを飲んだことが原因でポリオにかかる人が年に数人程度でることが問題になっています。生ワクチンを飲んだ乳幼児だけでなく、その周囲の方々にも感染の危険があります。さらに昭和50年から52年生まれの方(ポリオの抗体価が低い)・免疫が低下している方・抗がん剤治療後の人は健康な方より危険が高まります。

 

先進国のほとんどが不活化へ、日本はまだ生

 アメリカではこのような背景から2000年に不活化に変更しました。不活化にすればワクチンが原因によるポリオの発生はなくなります。日本においては不活化の導入は数年先という話を聞いていますが、見通しが立っていないのが現状です。このまま生ワクチンを続けていると生ワクチンが原因によるポリオの患者さんが続いてしまいます。この悲劇を防ぐには不活化ワクチンへの切り替えを国に求めていかなければなりません。
 昨年12月、患者団体「ポリオの会」は、約3万5000人の署名を持って「不活化ワクチンの緊急輸入」を厚生労働省に申し入れました。現在もパキスタン・アフガニスタン・インド・ナイジェリアの4カ国ではポリオの流行が続いています。グローバル化された昨今、流行地域からいつポリオが入ってくるかわかりませんので、免疫はつけておく必要があります。ポリオワクチンは不活化でも生ワクチンでも必ず接種はしてください。今年に入ってから、県外の医療機関で個人輸入をしてワクチンを入手し、不活化ポリオワクチンの接種を行う医療機関が増えてきています。

最後に、ポリオワクチンだけでなく、日本のワクチン事情は先進国中最下位で大変遅れています。不活化ポリオワクチンを早期に認可することだけでなく、おたふく・水痘・B型肝炎ウイルスを定期接種化することが子どもたちに不要な病気にかからせないことだと思います。私たち小児科医だけの力だけでは難しく、皆さんの力が必要です。

 

参考文献 

国立感染症研究所「ポリオワクチンに関するファクトシート 平成22年7月7日版」http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000bx23-att/2r9852000000bybl.pdf

 

~山梨子育て再発見!~

先月から多くの自治体でヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・子宮頸がんワクチンの助成が始まりました。小さいお子さんほど効果が期待されますので、早く接種していただき子どもたちを病気から守ってください。

山梨県は、全国的に早い時期からヒブ・肺炎球菌・子宮頸がんワクチンの助成が導入されています。先日東北へ転勤が決まったある患者さんから、「転入先の自治体では、医療費助成が就学前までのみで、3つのワクチンの補助もない」と聞きました。さらに県内では、ここ数年医療費助成の対象年齢が引き上げられています。山梨県の子育て対策の先駆的な面が見られ、県民として嬉しく思っています。

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