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第1回山梨県支部研修会報告
 
 平成27年9月19日土曜午後、山梨県中巨摩郡昭和町の病児保育室ドリームで第1回山梨県支部研修会を行ないました。参加4施設、保育士10名、看護師7名、事務6名、医師3名、計26名の参加でした。施設の分類は、医療機関併設型3か所・保育所併設型1か所でした。
プログラムは、①講演「山梨県における病児保育の歩み」担当:武井治郎先生、「病児保育における予防接種」担当:宮本直彦先生 ②2015年全国病児保育研究大会での演題発表・ワークショップでの学びの報告 ③ワークショップ「病児保育における不安と達成感」 ④施設見学・懇親会を行ないました。
1.武井先生は山梨県内において、病児保育がまだ今のように知られていない時から開設し、運営が赤字にも関わらず地域のために継続してきています。保護者(特に母親)にとって感謝されており、やりがいを感じていて、これからより各方面からの理解を得ながら、保護者が預けやすい環境を整備していきたいと語っていました。宮本先生の予防接種の講演については、参加者から病児保育利用者のみならず、従事者である自分自身の予防接種の必要性に関する質問等も挙がり、どこの施設においても関心が高い内容であると感じました。
2.熊本で開催された病児保育研究大会での学びを共有するため、宮本知子先生より「病児保育施設の安定的な運営についての一考察」について演題発表があり、その後保育士から「病児保育での内服」「看護師と保育士の理想のコーポレーション」医療事務から「病児保育の歩み」についての学びの報告がありました。2016年開催の新潟大会には山梨県内からも多くの施設が参加して欲しいと呼びかけました。
 
3.施設・職種を混在した4つのグループに分かれて討議を行いました。4つのグループに分かれてグループ討議をしました。グループ毎に発表して、各々の病児保育室によって環境が違いながらも、工夫している事を知る良い機会になりました。またいずれのスタッフも病児保育に熱い思いをもって従事していることが理解でき、明日からの活力になったと思います。
 
4.施設見学では、今後参加施設の見学に続くように継続していきたいという話が挙がりました。
初めての研修会でありましたが、山梨県における全国病児保育協議会加入施設が全て参加することができました。今後は全国病児保育研究大会へ可能な範囲で参加していくことや、研究大会の後には報告と学びの共有を目的に研修会を開催していくことを周知しました。
 
山梨県支部長
げんきキッズクリニック 病児保育室ドリーム 宮本直彦
  

日時:平成27年7月19日~20日
場所:くまもと森都心プラザ・ホテルニューオータニ熊本
テーマ 病児保育の輪を広げよう ~子どもも親もよか笑顔~
主催 一般社団法人 全国病児保育協議会
後援 熊本県熊本市・熊本県医師会・熊本県小児科医会
参加者数 約500名

保育士T  ワークショップ「看護師と保育士の理想のCooperation」
ランチョンセミナー「病児保育における予防接種と感染対策」
ワークショップ「発達障害を持つ子どもたちとの関わりパート?」
基礎研修「病児・病後児保育における保育看護」
病気をして成長していくのだから…
病児保育って、看護師・保育士・医師・栄養士のよりよい所を持ちよったトータルケア
今回参加させていただき『病児保育室ドリーム』は良い環境の中でお預かりしていることを
実感しました。クリニックと保育園が連携して「チーム」で取組むことの重要さを改めて感しました。
貴重な経験をさせていただきましたことに感謝いたします。ありがとうございました。

保育士M  ワークショップ「病児保育における服薬支援」
ランチョンセミナー「予防接種と感染対策」「病気の子どもと家族へのサポート」
病児室で処方されると思われる薬を10種類テイスト出来、中には大人も苦く思える薬もあり、 子どもが嫌がる気持ちも理解できた。嫌がる子には薬の大切さを話し、励まし褒めてあげたい。
予防接種の大切さは理解しているが日本が後進国と言われたことが残念。大切な子ども達が 健康で過ごし世界中から日本っていいな~うらやましがられる国になってほしい。健康保険証で 低額で医療保険が受けられる日本人は幸せです。

保育士N  ワークショップ「保護者対応」
ランチョンセミナー「病児保育におけるロタウイルスワクチンとB型肝炎ワクチンの重要性」
我が子を預ける保護者の気持ちについて考えさせられ、丁寧な対応を心がけようと改めて思いました。
各家庭にもそれぞれ事情があり、考え方も違うのでそこをいけにキャッチするか、看護師・医師との 連携も重要であると思いました。短期間でのお子さん・保護者とのやりとりの中で大切にしたいことは
「保護者の思いをくみとり寄り添う看護・保育」をすること。という意見が多く出されていました。

保育士K  教育講演「人に自分の気持ちを伝える具体的な方法」
教育講演「子どもの素顔・泣き顔・笑顔・気になる顔」
ワークショップ「作図を使ったかわいいおたより作ってみませんか」
ランチョンセミナー「病児保育での予防接種の意味とすすめ方」
人と関わる時の自分の気持ちのコントロールの方法を学び、それを通して保護者との
コミュニケーションの方法について考えることができた。
子どもたちが病気になってしまった時のヒントとなる表情の変化の特徴について学ぶことができ、 登園時の視診の大切さ、子どもへの観察力の重要性を実感でき、保育で活かしていきたいと思った。

保育士I  ワークショップ「救急救命」
教育講演「障害児のデイケアと病児保育」
教育講演「子どもの素顔・泣き顔・笑顔・気になる顔」
ランチョンセミナー「病児保育での予防接種の意味とすすめ方」
今後の保育へとても役立つ講演が多く、勉強になりました。全国で行っている病児保育への目標や 方向性・現状まで知ることができ、園で役立つことがあれば取り入れてほしいと感じました。
また子どもたちへの質の高い関わりが環境作りへの意識向上にもなり、保育士というプロ意識を持ち 今後の保育を充実させていきたいと思いました。

クリニックU  ワークショップ「手袋人形を作って遊ぼう」
教育講演「子どもの素顔・泣き顔・笑顔・気になる顔」
ランチョンセミナー「病児保育におけるロタウイルスワクチンとB型肝炎ワクチンの重要性」
子どもが病気だけど、会社は休めない…。そんな時ママと子どもの強い味方が病児保育です。
3歳までのお子さんはよく病気にかかり、保育園の呼び出し電話にびくびくする母親は多く切実な問題です。
そんな大変な一時期を病児保育で支えることが出来れば、母親も安心して働くことができ、2人目 3人目の 出産を考える女性も増えるという、病児保育は究極の子育て支援。究極の少子化対策と言えます。

クリニックN  ワークショップ「保護者理解」
ランチョンセミナー「病児保育における予防接種と感染対策」
教育講演「障害児のデイケアと病児保育」
予防接種の大切さを改めて勉強できました。保護者の方が水痘ワクチンとおたふくワクチンの接種を 「感染を待つ」という方がいます。しかし水痘に感染の児がひどい水泡が全身にといったケースもあります。
水痘ワクチンで免疫を獲得した児は将来、水痘菌が原因の帯状疱疹にもかかりにくいという報告もあるそうです。
また、おたふくは特効薬もありません。感染してしまうと、1000人に1人が難聴になってしまうことがあります。
防ぐのはワクチンしかありません。
病気で来たお子さんも、お父さんお母さんも共に笑顔で帰れるような「病児保育室ドリーム」でありますように 看護師・保育士のサポートしていきたいと思います。  

 当クリニックは小児科のクリニックだけでなく、同じ敷地内に病児保育所と認可保育園を併設しており、当法人の理念である「子どもを中心にご家族の心と体をげんきにする」ことを掲げております。
 医師、看護師だけでなく保育士、隣接する薬局もあるため薬剤師とも連携しながら日々対応しております。

 診療は一般診療・アレルギー・健診・予防接種に対応させていただいています。食物アレルギーは学会等で勉強しながら患者様へ「必要最低限の除去」を考慮しながら対応を心がけています。

 病診連携については、病院の先生方に患者様を快く受け入れていただき大変感謝しております。また病児保育は昭和町の委託事業として運営をさせていただいています。地域に少しずつ根ざしてきて、利用人数も微増しており、ある程度の認知ができていると感じています。
 これからも県内の小児医療に微力ながら関わりたいと思います。
 3年前から必要性を指摘されてきた「小児在宅医療」に関心を持っていました。昨年、先駆的に小児訪問診療を実施している熊本・東京・宇都宮で実習をしてきました。今春、関係者と連携し必要としている方への訪問・往診事業への対応を考えております。

 皆さんのご指導・ご支援を賜りながら地域貢献を続けていきたいと考えております。本年も変わらずによろしくお願いいたします。

平成27年1月
院長 宮本直彦
 

  昨年3月、念願のアレルギー専門医を取得することができました。田舎の一開業医の身にも関わらず、丁寧にご指導していただいた先生方には本当に感謝しております。
 8月には無認可の不活化ポリオワクチン接種を終了しました。9月から認可の不活化ポリオワクチンがスタートし、自分の任務が終わり、大きな混乱もなくホッとしています。
 病児保育はゆっくりと利用者が増え、24年度は年間利用者が600名を超えそうです。核家族や共働きの家庭の子育てにとって必要な事業であると感じています。             
 保育園ではクリニックが隣接することもあり、心や体に配慮が必要な子どもたちを受け入れ医療と保育が連携しながら安心できる保育を提供しています。
 私事ですが、10年ぶりに第5子(初女児)が9月に誕生しました。再び子育てできる幸せに巡り会えました。
 今後も皆さんのご指導・ご支援を賜りながら地域貢献を続けていきたいと考えております。本年も変わらずによろしくお願いいたします。

 平成25年1月
院長 宮本直彦

  診療では一般診療だけでなく、予防接種も加わり慌ただしい日々を送っています。
 食物アレルギーに関しては昨年5月中央市、9月甲斐市の保育士さんに対して講演をする機会を得ました。患児のみならず、その子を取り巻く様々な人たちをサポートしていく必要性も強く感じています。
 病診連携に関しては日々病院の先生方に快く受け入れていただき大変感謝しております。これからも県内の小児医療に微力ながら関わりたいと思います。
 病児保育は地域に少しずつ根ざしてきたようで、核家族や共働き家庭の子育ての一助になっていると感じています。一度利用したお子さんが、診療だけの受診にも関わらず病児保育室に向かっていく姿がみられ、子どもにとっても安心できる場になっているのだと感じました。
 保育園では昨年7月に山梨県知事が来園し、「仕事と子育て」をテーマに県政ひざつめ談議が開催され障害児保育や病児保育にも理解を深めていただきました。
 これからも「感謝」という言葉を忘れずに、皆さんのご指導・ご支援を賜りながら地域貢献を続けていきたいと考えております。本年も変わらずによろしくお願いいたします。

 

平成26年1月
院長 宮本直彦

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