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病児保育室ドリーム

昨年12月25日、NHK『おはよう日本』という番組で「病児保育について」放送されました。
2019年12月25日放送 おはよう日本
げんきキッズクリニック内の病児保育室ドリームにも12月17日に一日取材が入りました。
当日ご利用の保護者の方には取材のご協力をいただき、ありがとうございました。

働くお父さん、お母さんにとっては駆け込み寺的な存在で、子育ての大きな部分を担っている病児保育。
一方で受ける側は7割近くの施設が赤字経営を強いられているという現状があります。
今回2例の施設が取り上げられました。
一つ目は横浜の1日150名、年間7,000名の受け入れを行っていた病児保育室が閉室したことについて、検証されました。
利用者数の変動の激しさ、利用人数が少なくても一定のスタッフを確保しなければならず、経営難による閉室とのことでした。

次に、2018年に山梨県が全国初で広域化(県内どこにお住まいでも市町村関係なく利用できる)のシステムで、先駆的な取り組みをしていることが紹介されました。
病児保育は従来、お住まいの市町村の施設しか利用できないことになっていましたので目に留まったようです。
県が運営するサイトで県内17の病児保育室の利用状況や空き状況が一目で分かり、予約できるシステムになっています。
これは安心して働ける環境にあると利用する保護者からも喜ばれています。
施設側も、利用者数が安定すれば経営も安定するという双方にメリットがあるということでした。
全国で初ということで、当時の県の担当者様の熱い思いと、市町村の関係者のご理解があってこその広域化だと思います。
なかなか山梨県が全国一位になることが少ない中、こういった内容での一位は名誉あることで嬉しく思います。
改めて関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。

今後もお父さん、お母さんが安心して子育てできる環境づくりをするために、社会全体で取り組むべきですし、その大切な部分を担う病児保育を県内の17の施設で連携して、質の高い保育の提供に努めていきたいと思います。

いつも病児保育室ドリームをご利用いただきましてありがとうございます。
令和元年12月1日より、以下のように変更させていただきます。

  予約時間 キャンセル料
前日~当日7:29 なし
当日7:30~ 1,000円

  ⇩⇩ 令和元年12月1日より ⇩⇩

  予約時間 キャンセル料
前日~前日22:59 なし
前日23:00~ 1,000円

当日朝6時台のキャンセルが多いため、多くの方にご利用いただけますよう上記の通り変更させていただきました。
皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

 

病児保育室ドリームの持ち物

今まで、持ってきて頂いていた物が、こちらで用意できます。
●タオル(午睡用毛布、バスタオル2枚、手拭き用タオル、おしぼり)
●食事用エプロン、コップ(マグ)
●経口補水液またはイオン飲料(感染性胃腸炎、下痢、嘔吐などの症状のとき)
●ミルク(はぐくみ、すこやかはご用意できます)
●おしりふき(オムツ利用の場合)

◎上記のものは病児保育室でもご用意できますが、
 お気に入りのもので過ごしたい方はご持参ください
◎他の持ち物は、ご自宅から持って来てください

【日 時】 平成29年9月30日(土) 午後2時~6時
【場 所】武井クリニック 病児保育室なかよし   都留市 いきいきプラザ都留
【参加者】 武井クリニックなかよし 12名  ハッピークリニック                   15名  
      千野保育園さくらんぼ  3名   げんきキッズクリニックドリーム 18名  
      忍野保育園        1名   富士吉田市たんぽぽ                   2名      計51名
【プログラム】
1.施設見学(武井クリニック 病児保育室なかよし)
  広く明るい部屋の中に、子どもの高さに合わせた洗面台があり、整理されている
      棚の中には絵本がや玩具が取り出せるように揃えてあるので、体調の悪い子どもが
     過ごしやすそうでした。
        また、午睡を好まない子もソファーなら短時間体を休めることもとのことで置かれていた。
2.MSD株式会社より「ヘプタバックスⅡ」の説明
3.講演会「すやすや睡眠ですくすく育てる」
     講師 杉山 剛 先生 (一宮西病院小児科)
   質の良い睡眠を取るには、
 ①朝の太陽の光を浴びる
 ②規則正しく食事をとること
 ③日中の活動
 ④夜は暗いところで休むこと
 が大切。睡眠において主要なのは量と質であり、理想的な睡眠時間には個人差がある。
 効果的な時間はいちばん眠くなる時間(14時頃)に20分程度で十分で、その後もしっかり活動できる。
 子どもにとっては早寝・早起きの生活リズムが大切で、午睡は眠たい時間に眠ることはがベストだが、
 保育園等の集団生活ではなかなか難しい。
 口を大きく開け、首を反って、いびきをかいたり無呼吸の子はアデノイドの可能性があるので気を付けてみて  いく。
4.全国病児保育協議会山梨県支部 総会・会計報告
 〇今年度は新たに2施設が協議会に参加していただき7施設となりました。
 〇来年度から広域化になります。
 〇来年度の研修会は平静30年9月1日(土)、甲州市の千野保育園になります。
5.第27回全国病児保育研究大会IN大阪報告(4名)
 ①『病児保育におけるドキュメンテーション』(げんき夢保育園園長 宮本先生)
 記録の工夫として、1日の様子の写真を撮りエピソードを添える。それを見た保護者は病児保育への理解や信頼、思いを知り、子ども  と一緒に写真を見たり喜んで行くようになったという感想があった。保育士も保護者に喜んでもらえるので、より安心、理解につながるように記録を意識し、保育の振り返りや質の向上につなげていきたいと思った。
 ②『チーム安全でアセスメント力を高めよう』(ドリーム N保育士)
 病児の身体面、心理面、保護者支援など配慮すべき点を抽出し、どんな問題が起きているかを考え、医師、看護師、保育士の情報や考えを聞きながら共有し、1日のケアにつなげていく。一人では気付けない問題点も書き出すことで視覚的に見えてくることもあるので、「チームで考えることは大きな気付きになる」という言葉が印象に残った。

 

【日 時】 平成28年9月24日(土) 午後3時~7時
【場 所】 ハッピークリニック
【参加者】 ハッピークリニック 13名  千野保育園   3名  げんきキッズクリニック 10名
      武井クリニック    3名  北杜市の保育士 4名  げんき夢保育園     10名
【プログラム】
1.医薬品説明会「肺炎球菌ワクチン接種について」
  永谷 翔(ファイザー株式会社ワクチン事業部門)
2.第26回全国病児保育研究大会inにいがた報告(4名)
  ①「移る」病原体の感染経路について
  ②年齢差のある病児保育について
  ③病児保育の調査と結果
  ④プレパレーションについて
  (検査や投薬、手術等の前に子どもに理解してもらうように説明すること)
3.講演「子どもの病気 病児保育室でよく見る病気を中心に」
  講師 原木 真名 先生(千葉市 まなこどもクリニック院長・全国病児保育協議会元副会長)
◎麻疹・風疹・細菌性髄膜炎・感染性胃腸炎・インフルエンザ・RSウイルス感染症・
水ぼうそう、ムンプス、手足口病、B型肝炎、乳児突然死症候群SIDSの説明。
病児保育室で気を付けることや病気を広げないための配慮のお話をとても分かりやすくしていただきました。
4.施設見学(ハッピークリニック内バンビ病児保育室)
  病状により個室を分け、衛生的で明るく安全に1日を過ごすことができ、
  子どもが安心できる保育室づくりが各所に見られました。
5.グループディスカッション
  「ヒヤリハット」 ・名前が似ている子、きょうだい(双子)など、複数で入室したとき、投薬を    
            間違えやすいので名札を付けたり、保育士と看護師で二重確認を行うようにした。
           ・アレルギーのある子を間違えないように名前プレートを作り、アレルギー食品を
            記入し、給食前に栄養士・看護師・保育士で確認を行った。
   「保護者対応」   ・祖父が連れてきて、前日前夜の様子が全く分からず聞き取りができずに,
                                   安全なお預かりが不可能なためご利用をお断りした。
                                ・ 朝泣いていた子も日中楽しく遊んで過ごしている様子を写真に撮り、お迎え時に
            保護者へお渡しし喜んでいただいた。等、活発な意見が出されました。
6.全国病児保育協議会山梨県支部会の規約、会則について
◎山梨支部会の今後の活動を継続、発展、向上させていくための話し合いの結果、承認を得て決定することが
 できました。また、来年度の開催も決定いたしました。

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