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院長コラム

予防接種

明けましておめでとうございます。

読者の皆さんは今年の目標を立てましたか?

私は、仕事においては最新の医療を提供するために日々勉強しながら、誠心誠意子どもたちのために医療を提供すること。プライベートでは昨年から本格的に始めたランニングを続け、地区のマラソン大会に出場することで、お腹がでているのを少し改善すること・昨年第5子が生まれたこともあり子育てを楽しむことという目標を立てました。

今月は、読者から関心が非常に高い予防接種についてお話ししたいと思います。

 

4種混合ワクチンが品薄!

昨年11月から3種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンが合わさった4種混合ワクチンが始まりましたが、4種混合ワクチンが全国的に品薄状態にあります。4種混合ワクチンがない場合は入荷するまで待たずに、3種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンで接種をしてください。効果はどちらの場合も同じですのでご安心ください。このワクチンに入っている百日咳という病気は乳児にかかると重症化し命にかかわることもあります。接種は生後3カ月からできますので早めに接種をしてください。

 

ワクチンデビューは生後2か月のお誕生日!

予防接種は2カ月のお誕生日からスタートです。例えば12月20日生まれのお子さんは2月20日から予防接種ができることになります。ヒブ・肺炎球菌・ロタ・B型肝炎の4つのワクチンが対象になります。ヒブ・肺炎球菌ワクチンは公費助成対象になっており、県内では個人負担なしとなっています。全国的には9割の自治体が無料化となっていますが、都内においては2割の自治体しか無料化されていません。地域によって助成の差があります。         ロタ・B型肝炎ワクチンは助成対象でないため費用がかかりますが、これらもお勧めしたいワクチンです。大事なお子さんが病気にかからないようにすべてのワクチンを接種していただきたいと強く願っています。          また希望しても接種時期が遅いことから接種できないワクチンがあります。ロタウイルスワクチンは始める時期に期限があります。初回接種が生後14週6日までと期限があります。生後15週以降になると希望があってもできません。早めに接種をしてください。

初めてのお子さんの場合、わからないことが多く戸惑ってしまうと思います。毎日の子育てが忙しい中たいへんだとは思いますが、1ヵ月健診を終えたらかかりつけの小児科を探し、お子さんにあったスケジュールを相談しましょう。最近の予防接種は何種類もあり、接種回数も多くなっています。そのため同時接種をして早めに免疫をつけて病気から体を守ってください。

 

メディアの情報に振り回されないように

昨年10月、岐阜県で10歳の男児が日本脳炎ワクチン接種直後に亡くなったという情報がテレビ・新聞などのメディアを通じて伝わりました。私もNHKのニュースで大きく報じられたのを記憶しています。その後、厚生労働省から「接種行為が関係した可能性は不明だが、ワクチンとの関連は低い」という報告が発表されました。こういった報道があると心配になるのは当然のことですが、原因を分析して対応していかないと情報に振り回されます。情報氾濫の時代を生き抜くためには、かかりつけの小児科医にどう対応したらよいかを相談することがとても大切だと思います。

 

~ノロウイルスについて一言~

先月からノロウイルスによる胃腸炎が流行しています。「ノロ」にかかるとたいへん!だと思っていませんか?「ノロ」はノロウイルスのことで胃腸炎の原因のウイルスになります。胃腸炎は昔からある病気で、医療の進歩により原因のウイルスがわかり、簡易的な検査もできるようになったことからメディアでも大きく取り上げられるようになってきました。また胃腸炎と同じ病名で、感染性胃腸炎・ウイルス性胃腸炎・おなかのかぜ・吐きくだしなどと言ったりもしますがほぼ同じ病名と思ってください。「ノロ」という病気が新しく誕生したということでありません。

 

 

参考文献

日本脳炎の予防接種死亡例について(厚生労働省)http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ndoo.html                     

VPDを知って、子どもを守ろう。http://www.know-vpd.jp/

日経メディカル2012年Winter

長い夏休みがやっと終わりました。通常通りの生活に戻ってきている頃でしょうか。我が家は家族で8月に毎年恒例の市川大門花火大会を見に行きました。年々進化している色鮮やかな、大小様々な花火の数々。観る人たちを本当に楽しませてくれます。

さて、数年前から予防接種時期や種類などが以前とずいぶん変わってきました。今月は予防接種についての最近情報をお伝えします。

 

生後2か月になったら予防接種をスタートしよう!

ここ数年で予防接種の種類が多くなったため、早めに接種を始めることをお勧めします。生後2ヶ月からスタートできるワクチンには「ヒブワクチン」「肺炎球菌ワクチン」「ロタウイルスワクチン」「B型肝炎ワクチン」の4種類があります。これらのワクチンを同時接種で行なえば、早く免疫(=病気を守る)がつきワクチンで病気を防ぐ体が出来上がります。現在「ロタウイルスワクチン」「B型肝炎ワクチン」は費用がかかりますが、すべてのワクチンを接種し、大切なわが子が病気にかからない体にしてあげましょう。特に第一子の場合、全てに慣れないこともあり、家族皆が毎日慌ただしく過ごしていると思います。ママの体も回復しつつある1か月健診後、周囲の人やネットなどの情報を参考にかかりつけの小児科を探し始めてください。生後2か月になるまでに予防接種の予約をしておくことがお勧めです。

 

不活化ポリオワクチン、9月からスタート!

 生ポリオワクチンは100万人に1~2人の割合でワクチン由来の麻痺を起こすことがありました。そのため麻痺の心配がまったくない不活化ポリオワクチンが9月から公費接種できるようになりました。不活化ポリオワクチンは飲むワクチンではなく、注射のタイプになります。時期は生後3カ月から可能で、接種間隔は3種混合ワクチンと同様に3週以上の間隔をあけて初回接種3回後、12~18か月後に追加接種1回の計4回接種となります。9月から始まる不活化ポリオワクチンは以前から世界中で使用されていたワクチンであり、安全性に問題はないと考えてください。さらに現在の3種(DPT)混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを合わせた4種混合ワクチンが11月には始まる予定となっています。4種混合ワクチンができれば、接種回数が減ることになり利便性が向上します。さらにフォームの始まり昭和50~52年生まれのパパやママは子どもの頃に飲んだ生ポリオワクチンの効果が弱かったため、再接種をするように呼びかけています。お子さんと一緒に不活化ポリオワクチンを注射するのはいかがでしょうか?

 

ロタウイルスワクチンは2種類から選べる

 ロタウイルスワクチンが今まで「ロタリックス」のみだったのが、7月中旬からもう1種類、「ロタテック」が使用できるようになりました。ロタリックスは1種類のロタウイルスを弱毒化したワクチンであるのに対して、ロタテックは5種類対応します。効果としてはロタリックスが1種類のみですが、似ているウイルスに対しても免疫を獲得する交差免疫によって他の種類のロタウイルスにも有効であることがわかっています。2つのワクチンを比較した正確なデーターはありませんが、2種類のワクチンとも同等の高い効果があります。接種回数はロタリックスが2回、ロタテックが3回です。接種費用はほぼ同じくらいです。どちらを接種するかはかかりつけの先生と相談をしてください。

 

風疹が流行

 今夏から都市部を中心に風疹が流行していています。妊娠初期の妊婦さんが感染すると、赤ちゃんに難聴や心疾患・白内障・発達の遅れなどの「先天性風疹症候群」になることがあり注意が必要です。妊娠中の検査で風疹の抗体が低いと言われた場合、出産後、生まれたお子さんと一緒に風疹ワクチンの接種をお勧めします。麻疹ワクチンを今までに1回しか接種していない場合、麻疹と風しんが2つ入った混合ワクチンをしていただきたいです。

 

参考文献

ポリオとポリオワクチンの基礎知識(厚生労働省)http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/polio/qa.html

Know VPD VPDを知って子どもを守ろう!

http://www.know-vpd.jp/

風疹 発生動向調査(国立感染症研究所)

http://www.nih.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/700-idsc/2131-rubella-doko.html

今年もまもなく終わりを告げようとしています。今年の重大ニュースは3・11の震災に尽きるのではないでしょうか。大地震・津波・原発事故により本当に多くの方々の人生が大きく変わったと思います。被災地の復興はまだ始まったばかりですが、これからも継続して応援していきましょう。一方で原発の処理や子どもたちへの放射能の影響については、目を離すことができません。

今年の小児医療の話題は何と言っても「ワクチンの進歩」が際立ちました。このコラムでも、今月を含めて4ヶ月にわたり特集してきました。先月登場したロタウイルスワクチンを始め、諸外国では接種されているワクチンが日本でも使用できるようになりつつあります。不活化ポリオワクチンについては、神奈川県知事が県民の子どもたちに緊急輸入し接種をする声明を出し、小児科医だけでなく、保護者をも巻き込んで世論の関心が高まってきました。ただし、不活化ポリオワクチンの正式な国内導入は再来年以降になりそうです。

さて、私自身の今年の話題はIBCLC(国際認定ラクテーション・コンサルタント)という「母乳育児支援に関する専門家」の国際資格を取得したことです。3年前から日本ラクテーションコンサルタント協会(JALC)という母乳育児支援について勉強をしてきました。JALCは科学的根拠に基づいた母乳支援のための情報を提供するという目的のもと様々な研修会を開催しており、私自身もそれらに参加し納得しながら勉強することができました。この資格を持っている人は全国でまだ1000名弱、山梨県ではほとんどいません。ご興味のある方は、JALCのホームページ(http://www.jalc-net.jp/)をご参照ください。

 

ロタウイルスワクチンはじまる

胃腸炎には、乳幼児が重症化しやすいロタウイルスがあります。11月21日からロタウイルスワクチンが使用できるようになりました。ロタウイルスによる胃腸炎は年明けから流行が始まります。ロタウイルスにかかると、ノロウイルスよりも重症になりやすく、特に0~1歳のお子さんがかかると入院することもしばしばあります。発症すると抗生剤は効かず、特効薬もなく対処療法のみとなります。けいれん・脳炎・脳症などの重い合併症が起こることもあります。

 ロタウイルスワクチンは8割の予防効果があり、また重症化を9割防ぐと言われています。つまり重症化を防ぐことで、入院や点滴を避けられます。重症化が防げるワクチンにより、子どもたちの苦しみや親御さんの看病する負担を減らすことができると考えられるため強くお勧めします。アメリカではこのワクチン導入でロタウイルスによる胃腸炎で入院する割合が89%減少し、流行がなくなっているそうです。また、このワクチンは飲むタイプで注射ではないのでお子さんの痛みはありません。対象は生後6週から24週までに2回飲みます。生後25週以降のお子さんは接種できません。費用は、行政からの補助の話がないので自費扱いになります。

 

水痘ワクチン・おたふくワクチンとも2回接種がお勧め!

水痘ワクチン・おたふくワクチンは任意接種扱いになっていて、行政からの補助もなく自費となっているため、接種率は約40%と低いのが現状です。世界の多くの国では1回接種では発症を完全に抑えることができないため、2回接種をしています。今年4月、日本小児科学会から水痘ワクチン・おたふくワクチンを2回接種することを推奨するようになりました。2回目は5~6歳で接種して下さい。

 

お詫び

先月号の「今シーズンからのインフルエンザの接種量」に一部誤りがありましたので訂正いたいします。

「今シーズンから生後6~11カ月は1回0.25ml、1~5歳は1回0.25ml、6~12歳は1回0.5ml 」ではなく、「生後6カ月~2歳は1回0.25ml、3~12歳は1回0.5ml」でした。

 

参考文献

Cortes JE, et al. N Engl J Med 2011; 365: 1108-17.

秋が深まってきました。2011年も残すところ2か月となりました。今年は3・11の地震と津波、さらに原発事故で甚大な被害がでました。まだまだ復旧作業が続いています。私は4月被災地へ医療ボランティアに出向きましたが、自然の脅威に圧倒されました。原発事故は日本の方向性を変えた大きな出来事です。節電を続けながら、私たちに何ができるかを考え続けなければなりません。

政権が自民党から民主党に変わり、世の中が大きく変わったのでしょうか?原発事故であれほど大きな被害がでても、9月に行われた山口県上関町の町長選で原発建設推進派が勝利しました。原発ができて町が潤う構図があるのでしょうか?目先のことではなく、将来のこどもたちが安心できる社会にするために我々大人は考えなければならないと思います。読者の皆さんである若い方々の力が必要な時代がやってきています。

先月お話ししたロタウイルスワクチンが始まりそうです。今月もまだワクチン情報を伝えていきます。

 

インフルエンザワクチンの接種量が増量!

 昨シーズンまで生後6~11カ月は1回0.1ml、1~5歳は1回0.2ml、6~12歳は1回0.3mlを計2回接種していました。今シーズンから、アメリカなどの国々と同じ接種量に変更されました。生後6~11カ月は1回0.25ml、1~5歳は1回0.25ml、6~12歳は1回0.5ml、に増量され、接種回数は今までと同じ2回です。生後6~11カ月のお子さんは昨年に比べて2.5倍増しに増量されました。接種量が増えることで、抗体量(=免疫)が上がり、インフルエンザから守る力が増します。今まで以上にインフルエンザワクチンの効果が期待できると思います。まもなく、インフルエンザがやってきます。うがい・手洗いでの予防、ワクチンを接種することで、インフルエンザに対する備えをしましょう。

 予防効果は他のワクチンと比べて、低いと言われていますが、今回、接種量がアップしたことで、予防効果は上がってくると思われます。ワクチンをしても、インフルエンザにかかることはありますが、かかっても症状がひどくないことが多いので、小さい子ほど、毎年の接種をお勧めします。

 

B型肝炎ワクチンもお勧め!

 不活化ポリオワクチンが来年度(来年12月以降)に認可される予定となり、一歩一歩、日本の予防接種政策も先進諸国からの遅れを取り戻しつつあります。不活化ポリオワクチンと同じく導入が大幅に遅れている予防接種として、B型肝炎ワクチンがあります。まだあまり知られていないワクチンですが、B型肝炎ワクチンはほとんどの国で定期接種になっています。日本ではHBs抗原陽性の母親から生まれたお子さんに対して、B型肝炎ワクチンを接種しています。実は、母子感染だけでなく、乳児期に父などからの感染や大人になってからの性交渉からの感染も考えられています。さらに、感染経路が分からず感染することもあります。 日本では、B型肝炎ウイルスの感染者は約100万人(約100人に1人)と推定されています。B型肝炎ウイルスに感染することで慢性肝炎になり、将来、肝硬変や肝臓がんに進行することもあります。生まれたら、できるだけ早いうちにB型肝炎ワクチンを接種し病気を予防しましょう。世界標準の接種スケジュールは生まれた時・生後1カ月・生後6カ月時の計3回接種します。

 

おまけ~エピペンが保険適応!~

エピペンって知っていますか?エピペンはハチなどに刺されたり、卵などを食べて、呼吸困難・めまい・意識障害・ショックなどの強いアレルギー症状(アナフィラキシー)がでた場合に使用する薬剤です。エピペンを携帯して、アナフィラキシーになったらすぐにその場で、注射します。今までは保険で取り扱いができなかったため、高額の自己負担が必要でしたが、今年9月から保険適応になっています。アナフィラキシーがあった方が対象になりますので、かかりつけ医に相談してください。

 

参考文献

Know VPD VPDを知って子どもを守ろう!

http://www.know-vpd.jp/

運動会が開催される心地よい季節がやってきました。子どもたちのがんばっている姿をみることで、親は子どもの成長を感じますね。

先日、「僕と妻の1778の物語」のDVDを観ました。感動で涙があふれました。突然、妻が不治の病になったら夫はどのように対応しますか?実際あった話を映画化したそうです。人生80年、どんな人生をみなさんは歩みたいですか?私は42歳になりました。マラソンに例えると折り返し地点を過ぎたところです。自分は悔いのない日々を過ごしながら、子ども以上に妻と一緒に人生を楽しみたいと思っています。子育てで忙しい毎日だと思いますが、夫婦一緒にぜひ観ていただきたいです。子どもが生まれる前、自分たちはどんな夫婦像を持っていたのかを振り返る良い機会になるかもしれません。

今月は先月に引き続き、最新の予防接種についてお話します。

 

新しい子宮頸がんワクチンが登場!

ちょうど2年前、子宮頸がんワクチンである「サーバリックス」が登場しました。全国的に公費負担で接種ができるようになった影響で、サーバリックスが不足し、最近になってようやく接種が再開されました。

先月からサーバリックスに加えて、もう1つ「ガーダシル」というワクチンが使用できるようになりました。両ワクチンともにヒトパピローマウイルスの16型、18型の2つのタイプを予防しますが、「ガーダシル」はさらに6型と11型のタイプも予防することで、尖圭(せんけい)コンジローマという陰部にイボができる良性の病気なども防ぐことができます。

厚生労働省が自治体向けにこの2つのワクチンを説明した文章(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/pdf/news_qa.pdf

がありましたが、効果の違いに関しては述べていません。普通に考えると4種類も入っている「ガーダシル」の方がよい印象がありますが一概に言えないようです。接種する時は、かかりつけ医と相談して決めてください。早く国や学会レベルでしっかりとしたコメントを出していただきたいと希望します。現在、9種類入る子宮頸がんワクチンも開発中のようです。ワクチンの進歩に期待をしたいです。

子宮頸がんはがんの中で唯一ワクチン接種により予防できる病気です。原因がヒトパピローマウイルスで、ワクチンを接種することでこのウイルスにかからないようにし、がんの発症を防ぎます。ただし、ワクチンの効果は7~8割しかないため、定期的な検診がとても大切です。最近、20~30歳代に発症する方が増加し問題になっています。検診も同じくらい大切です。決して忘れずに!

 

来月、ロタウイルスワクチンが登場!

 胃腸炎には、乳幼児が重症化しやすいロタウイルスがあります。なんと、ロタウイルスに対するワクチンが来月、使用できるようになります。胃腸炎は冬の始めにノロウイルスによる胃腸炎が流行し、その後にロタウイルスが流行します。ノロウイルスよりもロタウイルスの方が重症になりやすく、特に0~1歳のお子さんがかかると入院することもしばしばあります。5歳までにほとんどのお子さんがかかると言われています。発症すると抗生剤は効かず、特効薬もなく対処療法のみとなります。けいれん・脳炎・脳症などの重い合併症が起こることもあります。

 ロタウイルスワクチンは、8割の予防効果があり、また重症化を9割防ぐと言われています。つまり重症化を防ぐことで、入院や点滴を避けられます。このワクチンは生ポリオワクチンと同じく、生ワクチンで飲むタイプです。生後6ヶ月までに4週間をあけて2回飲むのが基本になります。まだ、公費負担の話はでていないので、実費になるのではないかと思います。価格や年齢などの詳細はまだ未定です。ロタウイルスワクチンを接種して病気を守りましょう!

 

参考文献

ロタウイルスワクチン Vol.28 p 302-302:2007年10月号

http://idsc.nih.go.jp/iasr/28/332/fr3322.html


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