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院長コラム

トイレットトレーニング

小児科医から最新の医療情報と県内の子どもにまつわる情報をお伝えしております。
この内容は、県内子育て情報誌「ちびっこぷれす」の「午後10時、クリニックにて…〜おほしさまの先生からの子育て応援”談”!〜」に掲載されています。

今年は10月に入っても夏日が続き、やっと秋が深まってきた感がありますね。みなさんいかがお過ごしですか?我が家は最近、家族でボウリングに行き楽しめるようになってきました。最近のボウリングは小さい子でもガターにならないようなしくみもあって、小2の坊主(本当に坊主です)も楽しめます。中学生の2人は何度か行ったことで上達してしまい、私よりうまくなりつつあります。負けるようになったら教室に通おうかと真剣に考え始めています。
今月はこの夏に参加した全国病児保育研究大会での夜尿の専門家である帆足英一先生の「おむつはずれとおねしょ」という講演会を基にしました。この講演で無理なトレーニングでおむつをはすずのではなく、子どもの発達の流れでおむつが自然にはずれていくこと、親子共にこにこしながらおむつがはずれていくことが大事だと述べていました。演者が書いた「やさしいおむつはずれ」(赤ちゃんとママ社)の本も参考にしながらトイレットトレーニングについてお話しします。

 

いつごろ始めたらいいか?

1歳代でトイレットトレーニングを始めると完了するまで1年以上かかることもありますが、2歳から2歳半で開始すると短期間でオムツがはずれるというデーターがあります。早く始めると思うように進まず、親子の関係が悪くなることも気になります。2歳から2歳半で始めるのが一つの目安です。
始めるポイントとしては、ひとりで歩くことができる、言葉が理解できる、いくつかの言葉が話すことができる、おしっこの間隔が2時間ぐらいになるなどといった発達が見られたらスタートです。2時間ぐらいおしっこをためることができるということは、無意識でもおしっこをがまんできるようになっていることになります。遅くとも3歳半までにはスタートしていだきたいです。
トイレットトレーニングを進めるポイントは、①チー(おしっこ)出る感覚 ②チー見る感覚 ③チー聞く感覚の3点と言われています。これは、失敗しても成功してもチーが出た感触を体験することが大事で、親(大人)が「チーが出たね」と声をかける、最後に、チーをみて目から覚えてもらうという3つの感覚を体験させるということです。失敗しても、怒らず対応してください。これらの経過を経て誘ったときに出る確率が7割以上になったら、布パンツにしましょう。布パンツにして、誘わないで成功してきたら完了です。安定するには1~2ヶ月かかります。

 

あせりは禁物

「うちの子はもうおむつとれたよ」などと聞くと、トイレットトレーニングをしなければとあせってしまったり、急ぐあまり怒る回数が増えたりすることで、親子関係がよくなくなることもあります。2歳は自己中心的な面が見られてくる子育ての悩みの多い年齢です。この年齢でトイレットトレーニングもするのですから、親御さんの負担もたいへんだと思います。おむつははずすものではなく、はずれていくものです。焦らず、怒らず、お子さんの発達に合わせて排泄が自立するのを待ちましょう。一旦成功しても失敗が重なったり、下の子が生まれて赤ちゃんがえりがあってうまくいかなかったりしたときは、一時休むのも大事なことです。

 

おねしょとトイレットトレーニングは別物

トイレットトレーニングは子どもの発達に合わせてトレーニングをすることで身につけていくものですが、おねしょは本人の努力やトレーニングでよくなるものではなく、膀胱の大きさや寝ているときの尿量が影響して起こります。小学生になってもまだおねしょが続く場合はかかりつけ医にご相談ください。おねしょの生活指導で大事な3原則は「起こさず、あせらず、おこらず」です。

 

~インフルエンザのお知らせ1~

昨年は新型インフルエンザで大騒ぎでしたね。今のところ、まだ流行はしていませんが、毎年必ず流行しますのでご注意ください。今年は新型がでてくるかわかりません。新聞やテレビの情報が一番早いと思います。予防接種については、昨年はインフルエンザワクチンを季節型と新型の両方を別々で接種したのでたいへんでしたが、今年は新型と季節型が一緒に入っていますので、大人は1回、12歳以下は2回となります。効果は5~6ヶ月しかないので、今年も接種してください。1~2歳の小さい子ほどお勧めします。

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